今回は、若き筝曲(そうきょく)演奏者として注目を集めている、LEOさんこと今野玲央さんについて取り上げたいと思います。
皆さん筝曲者というとあまり聞きなれないかもしれませんが、これは琴の演奏者のことです。
今野さんは父親がアメリカ人のハーフですが、横浜インターナショナルスクールに在学中、9歳の時に琴に出会い、15歳にして海外でも有名な箏曲家・沢井一恵さんの下で琴の修行を始められました。
そして一年後に16歳という若さでくまもと全国邦楽コンクール最優秀賞において文部科学大臣賞を受賞されるという素晴らしい結果を残されています。
これはコンクール最年少受賞記録であり、まさに期待のホープですね!
その後2017年に東京芸術大学音楽学部邦楽科に入学され、同年LEOというアーティスト名でメジャーデビューを果たされています。
大学在学中、それも入学同年にデビューするとは、学歴もさることながら流石ですね!
そんな才能と情熱あふれる筝曲者・今野玲央さんですが、父親がアメリカ人ということもあり、やはり実家などについて気になりますよね!
どんな家庭で育ったのか、今野さんの実家や家族構成についてみていきましょう。
今野玲央の家族構成・両親について
今野玲央さんのご両親について調べてみたところ、先述の通り父親はアメリカ人で、母親は日本人とのことです。
今野さんは目鼻立ちがはっきりとした綺麗なお顔をされていますので、お父様は今野さん似のかっこいい男性なのでしょう。
ご両親は今野さんが3歳の時に離婚されているようです。
両親が離婚された後は母親の元で育てられているようです。
母親一人で大変だったのではないかとおっもいますが、母親はアメリカ人の実父と離婚した後に日本人男性と再婚されています。
今野さんにご兄弟がいらっしゃるという情報はありませんので、おそらくは幼少期から3人で暮らしてきたのだと推測します。
世間ではたまにあるケースですが、複雑な家庭環境ですね。
母親としてはやはり子供の成長には父親役の男性が必要だと考えていたのかもしれません。
とはいえ、幼少期の今野さんとしてはやはり新しい男性と3人の生活には違和感を感じていた部分があったそうです。
ご自身がハーフということもあり、自分自身が日本人なのかアメリカ人なのか、アイデンティティーについて悩んでいた時期もあったんだとか。
この辺りはハーフでないと当事者の気持ちが分かりづらいですが、学校ではハーフというだけでそれなりに目立ってしまいますし、悩みを抱えるのも子供なら当然ですよね。
勿論今野さんはインターナショナルスクールに通っていたため、周囲にハーフの同級生は多かったはずです。
しかし、今野さんは幼少期からずっと日本で育ったため英語が話せず、そのため学校でも静かな方だったのだとか。
周囲には英語が喋れる子もいたでしょうから、尚更悩みに拍車がかかりますね。
今野玲央の運命を変えた横浜インターナショナルスクールの必修科目・琴
そんな様々な悩みを抱えていた時、横浜インターナショナルスクールの音楽カリキュラムで琴に出会い、琴に熱中していくことによって日々のモヤモヤやストレスが解消されていったとのことです。
横浜インター時代の今野さんに琴を指導した師匠は、シカゴ出身の筝曲者・カーティス・パターソンさん。
今野さんはカーティスさんから英語で琴の指導を受けられました。
彼との出会いは今野さんにとってはまさに運命のようなものだったそうです。
確かに、現在の今野さんが琴の道で成功されているのは彼の指導があったからこそだと思います。
横浜インターナショナルスクールでは、小学校の4,5年生の時に琴が必修コースになっています。
琴が必修なんて、普通の小学校とはなんか、色々と次元が違いすぎますね!しかも英語で笑。
そこでは日本の伝統文化に触れるとともに、礼儀作法を学ぶ場としても役立っているそうです。
対象が小学生なので、そこまで厳しくはないようですが…。
とはいえ今野さんはそういったしきたりや作法に苦手意識を感じていたらしく、大学在学中は師弟の上下関係や礼儀作法に悩み、一時期は休学して距離を置きたいと思ったほどだったといいます。
確かに日本の伝統文化って、上下関係にうるさい印象はありますよね…。
それでも担当の先生に「これまで琴に熱中してきた経験をプラスに活かしてみたら?」とアドバイスされ、何とかマスターすることができたんだとか。
やはりこれまでに熱中できるものがあって、それによる成功体験がある人は忍耐力があって強いですよね!
才能と努力で過去にはコンクールなどでも素晴らしい成績を残され、現在はメジャーデビューも果たされています。
色々悩みが多い幼少期だったと思いますが、琴に出会うためだったと考えれば決して悩みも無駄ではなかったということでしょう。
今野玲央の実家はどこ?
今野玲央さんの実家についてですが、神奈川県横浜市とのことでした。
横浜インターナショナルスクールはかなり海沿いに位置していますから、海がよく見える景色の良いところに住んでいたかもしれません。
横浜インターナショナルは小・中・高等学校が一貫となっていますから、少なくとも高校生までは横浜生活でしょう。
大学に入学後も実家に暮らしていたかは分かりませんが、都内の方が何かと便利ですから大学入学後は一人暮らしをしていた可能性もあります。
神奈川から東京まで毎日通学は大変ですからね。
実家で暮らしていたころは、母親がたまに週末の朝にフレンチトーストを作ってくれていたとインタビューで語っています。
因みに今野さんのご両親は共働きだったとも明かされていますから、普段は朝食を作る暇もないくらい仕事で忙しかったのかもしれません。
横浜インターナショナルの年間学費は幼稚園で約141~約207万円、小学校から高校までで約260~270万円もかかりますから、一人息子に充実した環境で過ごしてもらいたい一心で、学費のために必死に仕事をされていたのでしょう。
それにしてもスゴイ高額な学費ですね…。
普通の公立学校であれば何人の生徒が通えるのでしょうか。
今野さんとしては寂しかったかもしれませんが、ご両親としてはハーフの今野さんのことを思ってインターナショナルに通わせる決断をしたのでしょうし、結果として琴という素晴らしい相棒にも出会えましたから、ご両親からのこれ以上ない素晴らしい贈り物とも言えます。
ご両親が有名人という噂はありませんが、どちらにせよスゴイ方たちであるのは間違いないですね!
今野玲央の祖父・今野秀尊は株式会社BP(ブライダル会社)の会長だった!
今野玲央さんはご両親だけでなく、祖父もすごい方みたいですよ!
調べたところ、今野さんのお祖父さんは株式会社BP(旧:株式会社ブライダルプロデュース)の創業者、今野秀尊さんという方でした。
BPは創業50周年で、全国11か所に式場を構えています。
祖父が社長をされているなんて、一家揃ってすごいですね!
またお祖父さんの秀尊さんも大の音楽好きで、若い頃はバンド活動をされていたそうです。
しかも、なんとあの有名バンド「ゴダイゴ」のキーボードプレイヤー・ミッキー吉野さんと一緒に活動されており、ショーでも共演するほどの仲だったようですから、音楽への情熱と本気度はかなりのものだったことがうかがえます。
実際秀尊さん、元々は音楽で生活していきたいと考えていたそうです。
後にブライダル事業で成功を収め、音楽業界とは違う道を進まれましたが、孫の玲央さんが音楽の才能をしっかり受け継ぎ、才能を開花させたのは祖父としては感慨深いものがあるでしょうね^^
因みに祖父の秀尊さんはブライダルプロデュースの会長ですが、現在はブライダル事業以外にもいろいろな新事業を開拓されています。
BPの方は会長という立ち位置で、社長の役割は後継者に譲っているそうです。
BPの現・社長は今野竜太さんという人物。
おそらくは今野玲央さんの伯父さんにあたる人物かと思われます。
祖父・今野秀尊は洋菓子専門店「パティスリーパブロフ」も経営していた!
祖父の秀尊さんがブライダル事業以外で経営に携わっているのは、洋菓子専門店「パティスリーパブロフ」。
こちらの洋菓子店は横浜に2店舗、銀座と六本木と虎ノ門にそれぞれ1店舗、合計5店舗が展開されている、パウンドケーキやケーク・サレが売りの人気店です!
出典:pavlov.jp
横浜の元町本店はお店の外観もインテリアも洋風でとてもエレガントな雰囲気。
スイーツの方も色とりどりなものが用意されており、女性の人気間違いなし!という評判もありました。
実際客層は女性が大半だとのこと。
また混雑時の滞在時間は最大90分ということなので、かなり繁盛していそうです。
パブロフのお勧めについて、今野玲央さんは母親との思い出がある「フレンチトースト」をおすすめされています。
都内周辺に店舗が集中していますから地方のお住まいの方には難しいですが、東京に出る機会があったら是非足を運んでくださいね!
まとめ
以上、今野玲央さんの家族や祖父についてご紹介しました。
箏曲者として素晴らしい実力を持っている今野さん、これからはどんな活躍を見せてくれるのでしょうか?
英語で琴を学んでいったとのことですから、いずれは海外で活躍の場面があるかもしれません。
今後の活躍に期待が高まりますね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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